ステップダンスをする上ですごく大切なことがあります。
それは上下のリズム取りです。
アップとダウンのリズムと表現します。
基本的にまず最初に覚えたほうが良いと一般的に言われていることです。
でも最初からそれが大事だと分かってやっている人はほとんどいません。
僕もその一人です。
結果的に大切なことだと認識できるだけの経験が僕には必要でした。
なぜ必要で、大切なのかまでは教わらないからです。
個人的にはまずダウンを覚えてもらうと良いのかなと思います。(もちろん両方覚えましょう)
それはなぜかというとダウンから応用できるステップの方が多いからです。
正確に言うとダウンもアップも応用できる数は同じですが、
体で感じやすかったのはダウンの方だったからです。(個人差によります)
ダウンはしっかりひざを曲げた時にリズムを感じていく動作になります。
じゃあなぜ上下のリズムを取ったほうが良いのかを少し説明します。
ひざを屈伸させながらリズムをとり、ステップを行うと
体の上下の反動を使うので、足だけでステップするより
断然、流れで踊りやすくなります。
そもそもダンスをしていない人でも音楽を聴いたときに
首が自然と上下や前後に揺れていると思います。
それぐらい自然な動きだということです。
なのでその延長線で首だけでなく、体全体でリズムを取る、
これをダンスにも取り入れようということです。
リズムが取れるようになると
- 力をそこまで入れなくても反動で動くことができる
- 力みがなくなり、スムーズな体の流れで踊ることができる
- リズムがキープできるようになるので、その後の応用に生きてくる
- リズムキープ⇔リズム崩し これが体現できるとダンスが味わい深いものになる
- 体重のかけ方がわかるようになるので、最終的に無重力に見えるステップが踏めるようになる
- どのステップにも、さらにはどのダンスにも応用がきくので、ダンス力の底上げになる
ざっと例を挙げましたが
ダンスを踊るためにすごく大切なことだと個人的に思っています。
レッスンで何となくリズム取りの一貫としてやっていることだと思いますが、
もっと意識してやるべきものだと感じています。
家が建つ時に土台となる基礎工事が出来ていないと
当然家が建ちません。
簡単に崩れる強度の弱い家になります。
頑丈な土台があってはじめて積み上げていくことが出来ますし
より質の高いものになっていきます。
といっても
始めからそこを理解して懸命に取り組める人はいないと思います(笑)
・うまさがほしい
・スキルがほしい
・テクニックがほしい
テクニックを求めて全然良いです。
でもそのテクニックの根源には必ず基礎となるベースが存在していることを念頭に
置いてください。
基礎があるからスキルやテクニックがさらに際立つ。
これは言うまでもありません。
もう一つはテクニックを求めるから基礎の大切さや基礎が何なのかが理解できる。
という背景があると思います。
単純なリズム取りは単調なので楽しみ方が多くありません。
練習方法が多くないのですぐ飽きます。
だからステップをやっていく中で、身につけていきましょう。
常に基礎となるリズム取りが存在していることを意識して出来ていれば、
数ヵ月後、一年後、かなりのダンス力向上が体感できます。
基礎があることに損はないです。
むしろ基礎力がないと自分自身が育まれません。
磨くことも磨かれることもありません。
基礎があるからいろんな素材(ステップ)を土台にのせていく事ができます。
まずはこの基礎を、ステップを踊りながら養ってください。
ちゃんと段階がありますし、見方によって基礎の意味が変わっていきます。
ステップを踊る上での基礎がリズム取りになります。
じゃあそのステップ(素材)をどう繋げて(どう料理して)いくのか
これにもまた違った基礎が必要になります。
ステップができるからといって、ルーティーン(振り付け)が作れるかといえば
またこれは別の話です。
ルーティーンを作る基礎が必要です。
ソロでフリーで踊るためには
また違った基礎が必要になることだってあると思います。
捉える視点によってどんどん色んな形での基礎が必要になります。
そして最も難関なのは
誰にでも当てはまるような基礎がないということです。
でもリズム取りに関しては
踊る上での根源の部分なので絶対必要です。
どんどん自分のステージが上がってくると
自分に適したものを見つけていかないといけません。
それが苦しさでもあり、楽しさでもあります。
いろんなつまずきを経験しながらダンスを、自分を育んでいきましょう。
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